〜邪神の覚醒〜
悪の神官ウォルドルの野望を打ち砕き、自国サイプレスに戻った王子ニック。
ガーディアナ サイプレス りょう国の
ごうどう軍による イ・オムとの戦いから
2年の時が ながれようとしていた
それでは これより
イ・オムに いけにえを ささげるとしよう!
わが あんこく神 イ・オムよ!
あなたのしもべ ワードラーが
けだかき ちすじの いけにえを
ここに ささげもうしあげーる!
マグマに囲まれた不気味な像の前で、どこかの国の王様が縛られている。
やっ やめろ! やめんか!
私は とらわれたとはいえ
一国の 城主なるぞ!
こっ これが 王たるものに
とるこうどうとは ぶれいなり!
ええい! このいましめをとかぬか!
しずかにしろ! みぐるしいぞ!
イ・オムは 王族の者こそを
いけにえに のぞまれるのだ!
イ・オム神の 一部となれるのだ
よろこんで 死ぬがよい カーッ!
王様の体が浮き、マグマの上で停止する。
いだいなる あんこく神イ・オムよ!
いまこそ いけにえを ささげん!
やめろ! やめてくれ!
やめて・・
ウワ―ッ!
王様はマグマの中へ落とされる。
さて サイプレスの はなしだったな
バーバラから はなしてみるがよい
ワードラー様の さくせんどおり
まんまと その気に なっております
いまや わがイ・オムにえんせいすると
じゅんびを 進めておりますわ
ホホホ・・ わなとも知らずに!
して ガーディアナ軍は どうだ?
ごしんぱいには およびません
サイプレス軍の しゅっぱつには
まず 間にあいません!
そうか よていどうりか
して ソロ! お前の方は!
はっ! アルカムへいげんに
けんぞう中の とりでは
間もなく かんせい いたします
ほかに ようがんどうくつなど
あらゆるわなを はりめぐらせて
サイプレス軍を 待つばかりです
うむ よくやったぞ ソロ!
・・あとは 破邪の剣か ううむ・・ どうしたものか
ゴードン! ゴードンは おらぬか!
ワードラー様の おめしにより
ゴードン これにまいりました
うむ・・ ききたいことがある
サイプレスの ニック王子だが
サイプレス軍のイ・オムえんせいに
ガーディアナが 間にあわずとも
ニック王子は しゅっぱつするか
大神官ウォルドル様に
みぎてを いしにされたとはいえ
せきにんかんの 強いおとこです
まちがいなく やって来るでしょう
やつのみぎてが 使えない いま
あのつるぎは 持ってくるまい!
ゴードン! 命令を あたえる!
サイプレス軍が 城をでたら
サイプレス城を おそうのだ
そして 破邪の剣を!
なるほど そういうことですか
かしこまって ございます
バーバラ! ソロ!
お前たちも ゆくがよい!
はい!
ぎょい!
ところで ヒンデルよ
そなたも あわれよのう・・
は? あわれとは?
おとうとの ことよ・・
げせんの者の やいばにかかり
命を おとしたと きいたが?
・・そのことでしたか・・
しかし いたしかたありますまい
じぶんをまもる力の ない者は
生きていく しかくも ないというもの
それが いまのよの ならわし・・
そうだ! そのとおりだヒンデル!
やはり よの にらんだとおり
そなたは たいしたおとこよ!
いまの 時代に ひつような物
それは 力だ! 力なのだ!
ウワッハハハハハーッ!
われわれ サイプレス軍は!
ほんじつ ニック王子とともに
イ・オムへ むかうことになった!
わがサイプレス国のへいわのため
かならずや 悪しき邪教を!
イ・オムを 倒そうぞ!
ワァー! ワァー!
さあ ニック王子!
じゅんびが よろしければ
そろそろ まいりましょう
メイフェア!
あとは たのんだよ!
ぼくたちの るす中は
きみだけが たよりだからね
ニック王子・・・わかりました どうか おまかせ下さい
テディ! 王子のこと
くれぐれも おねがいね
そして あなたのことも・・・
けっして むりしないようにね
わかってるって!
よし 行こうか!
もう ぼくからは
なにも いうことはない!
ほんとうの へいわをつかむため
みんなの力を かしてくれ!
オーーー!
はしを 下ろせーっ!
一人の少女と、人を乗せた荷台を引く女性の騎士がやってくる。
どうしたんだ? ナタ―シャ!
ニック王子 大変です!
じ じつは がけしたの方で
うめきごえがしたので
行ってみたら・・・ 人が!
この少年が 倒れていたのです!
なんだって それは いけない!
さあ 城にはこんで
てあつく かんごしてあげなさい
はい かしこまりました!
騎士は城の中へ。
あの・・・ ニック王子様
とうとう イ・オムとうばつに
行ってしまわれるのですね・・・
ああ・・・ ハハハ どうした?
そんなに しんこくなかおをして!
このえんせいは サイプレスにとって
どうしても さけられないんだ!
あとのことは たのんだよ
さあ よこにどいておくれ